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鋼管杭が固定されたぞ!いよいよ基礎の仕上げだ! [R.7.7.14]
前回の記事では、セメントミルクが充填された掘った穴に「鋼管杭(こうかんぐい)」を建て込んで固定しました!
セメントミルクが固まると「鋼管杭がしっかりと固定された」状態になります('◇')ゞ
地中深くの固い地盤まで届いているそのしっかり固定された鋼管杭を利用して、これから造る「防雪柵」の基礎とします!!
そのために鋼管杭にコンクリートを巻き込んで、防雪柵の柱が立てられるようにしなければなりません!
基礎の仕上げに参ります!
鋼管杭に防雪柵の柱が固定できるようにボルトを固定して、コンクリートの型枠を組み立てます。
型枠を組み立てたらコンクリートに不純物が混入しないように型枠を清掃します。
こういった気遣いの積み重ねで、良い品質のものができるように努めています('◇')ゞ
型枠内にコンクリートを打設しています!
型枠内に隅々まで均一の品質でしっかりとコンクリートがいきわたるようにバイブレータという器械も使用して打設します。
打設が終わったら、コテで仕上げていきます。
コンクリートが硬化する段階でより良いコンクリートの品質を確保するためには「散水」がカギを握ります!
コンクリートは水分と反応する「水和反応(すいわはんのう)」を起こしながら固まっていきますが、散水を行うことで、コンクリートに水分を与えて「強度の発現を促進」させることができます。
また、乾燥によるひび割れも防ぐことができます!
下のように養生マットを使って水の蒸発を防ぎながら、型枠の高さも利用して水を溜める「湛水(たんすい)」状態をつくってしっかりと水を与えます!
水も溜まってコンクリートにとっていい状態ですね('◇')ゞ
さぁ、コンクリートの強度が十分に出たころに型枠を外すとどんなコンクリートになっているかな??
ん~。楽しみです!
何しろ散水養生、コツコツ頑張りましたから笑
いよいよ鋼管杭(こうかんぐい)の建て込み [R.7.6.17]
前回、らせん状のオーガを回転させて穴を掘ったあとに、オーガを抜きながら先端からセメントミルクを注入して柱状の穴に充填させました('◇')ゞ
そうです!掘った穴の中はセメントミルクで充填されている状況ということですね!
ここで、いよいよ「鋼管杭(こうかんぐい)」の登場です!
先日、納入して材料の検査をしたあの「鋼管杭(こうかんぐい)」です。
この鋼管杭を専用の金具(吊具)で吊って穴の中に建て込んでもぐしていきます('◇')/
下の図のようなイメージです!
黒いのが「鋼管杭」です。

鋼管杭を穴の中にもぐしていく途中で、穴の壁が崩れたりしている箇所もあるので、重機のアタッチメントを変えて、振動の力も使って所定の高さまで鋼管杭をもぐしていきます。
所定の高さまでもぐしたら、今度は鋼管杭自体の重さでセメントミルクが固まる前に下がったり、位置がずれてしまわないように、専用の金具で固定します。
鋼管杭が設計の位置であることを測量の機械も使用して確認します!
縦方向と横方向の2方向から確認します!
この鋼管杭がこの後、造られる「防雪柵」の基礎になるので慎重に管理します('◇')ゞ
セメントミルクが固まったら。。。次はなにするんだろう?気になりますね!
アクセス解析ではたくさんの方が見てくれているようなので、次回も写真を交えてご紹介します!!お楽しみに(*´▽`*)
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穴を掘ったあとに。。。 [R.7.6.9]
前回、らせん状のオーガを回転させて穴を掘りました('◇')ゞ
今日は穴を掘ったあとについてご紹介します!
下の写真はらせん状のオーガを回転させて柱状に穴を掘っている状況です。前の記事でもご紹介しましたね!
でも。よーく見ると赤く囲った中に「黒いホース」がつながっていますね。
この「黒いホース」をたどっていくと。。。
なにやらトラックの上に設備がありますね!
この設備は「ドロドロ状のセメントを練ったり圧力で送ったりする設備」なんです。
そうです!
オーガで柱状に穴を掘ったら、今度はオーガを引き抜きながら「ドロドロ状のセメントミルク」を圧力で送り込んで柱状の穴に「セメントミルク」を満たしていきます('◇')ゞ
「下の図」のようなイメージです。

下の写真がオーガを引き抜きながら「セメントミルク」を注入(充填)している状況です!
「セメントミルクは」黒いホースの中を圧力で送られてオーガの先端から充填されます。
「セメントミルク」のセメントの濃度(配合)も杭(くい)の強度に影響するので、投入するセメントの量について、発注者の笠原監督員さんに実際に現場でチェックして頂いています。
セメントミルクを所定の配合で練っている状況です。
ドロドロですね!写真でドロドロ感伝わりますかね。。。
セメントミルクを送っている流量についても所定の流量か確認いただいています!
オーガを抜いてセメントミルクで充填した後は、前回、納入された鋼管杭を使用します('◇')ゞ
鋼管杭をどうするのか。気になりますね?
次回も写真を交えてご紹介します!!お楽しみに(*´▽`*)
いよいよ始まる穴掘り [R.7.5.22]
さぁ!!はじまりますよ('◇')ゞ
「防雪柵」を設置するために大切な土台部分の「杭(くい)」を造るために、まずは穴を掘っていきます!
土の中には様々な土質で成り立っていますが、地中深くに非常に固い「支持層(しじそう)」と言われる地層があります。
例えば、住宅や構造物を造るときに、地中に杭を造って住宅や構造物を支えますが、この固い地盤の支持層まで届かせることで沈下したりしないようになります。
下の写真をご覧ください!
なにやら準備をしていますよ!
なにやら準備をしていたのは。。。
「杭」を造るために穴を掘るのですが、正確な位置に穴を掘るための定規のようなものを設置していたのです('◇')ゞ
続いて、ん??
なんだこれは!!
なにやら、キリのような螺旋状(らせんじょう)の形をしていますね。。。
これは「オーガ」といって、回転させて地中にもぐしていくことで先端部の土砂が螺旋状のオーガに乗って上に上に上がってくることで土砂が地上に排出されて、柱状の穴を掘ることができるものです(^^)/
特殊な重機に「オーガ」を取り付けて地中に回転させて、地中にもぐしていくことで柱状の穴を掘る「オーガのイメージ」は下の図のような感じです!

下の写真は特殊な重機でオーガを回転させて柱状の穴を掘っている状況です!
イメージわきますかね??
オーガが回転することで土砂が上がってきて排出される様子です!
支持層まで柱状に掘った後、次はどうなる??
次回も写真を交えてご紹介します!!こうご期待(*´▽`*)
構造物の撤去~準備完了 [R.7.4.7]
続いて、防雪柵の柱の基礎になる鋼管の打ち込みの為の重機が安全に作業できるように敷鉄板を敷き詰めます!
合図を徹底しながら、手や足を挟まないように慎重に作業しています('◇')ゞ
とにかく「安全第一」です!!
続いて、支障になる既設の側溝も撤去して。。。
支障になるものを撤去完了したので「床掘り(とこぼり)」をします。
床掘りとは、構造物の築造を目的に、現地盤から土砂等を掘り下げることを言います。
床掘りした土砂はダンプトラックに積み込んで搬出します!
さぁ、床掘りの完了です!
綺麗に床掘りが完了した所で、ここからは僕らの出番です(笑)
木の杭を掛矢(かけや)という大きなハンマーで打ち込んでいきます。。。
写真でわかるように、何本も何本も打ち込みます(汗)
これは前回の記事でもご紹介した「丁張(ちょうはり)」をかけるためです。
この丁張を測量に基づいてかけることで、作業する方たちが設計通りの正確な位置や高さを知ることができます。
んー。綺麗ですね(笑)丁張完了!
現場の技術者としてはこの紅白ヌキ(紅白の板)を見るとワクワクします(^^♪
これを見てワクワクする若者は現場技術者になった方がいいと思いますよ!
興味を持った人はぜひ、建設業の門をたたいてください!!
本当にやりがいがありますよ!
見学したい高校生・専門学生・大学生はお気軽にご連絡ください!
この丁張に基づいて施工が進んでいきます。
よーし!
いよいよ、準備完了だ!!